伊藤商事では現在、災害時にペットと一緒に避難できる**ペット避難車両「PET SHELTER」**の製作を進めています。





この車両は、災害が起きた際に、人と同じように行き場を失ってしまうペットたちのために、一時的に安心して過ごせる場所を確保することを目的としています。
ペットは、多くの家庭にとって生活の一部であり、
家族の一員として共に暮らす存在です。

それでも災害時には、受け入れ先が限られ、十分な環境が整わない現実があります。
「ペットは置いていけない」、「しかし避難所には入れない」そうした声が生まれてしまう現実に、できる形で向き合うため、このペット避難車両の製作を決めました。
現在、この車両はこれから八戸市との協定を想定しながら準備を進めています。
実際に災害が起きた際に動かすことを前提とした車両であり、一時的な展示や試作品ではありません。


そのため、外観だけでなく、内装や構造についても、
人と動物の安全を第一に考えながら、一つひとつ形にしています。
車内は、ペットが落ち着いて過ごせるよう区画を分け、清掃や管理がしやすい仕様としました。
手前のスペースにはリードをかける場所。水飲み場
真ん中のスペースはケージ置き
奥のスペースは小さいですがドッグランスペース
収容数が多ければこちらもケージ置きにできます。
暖房はエアコンを現在準備中です。

窓には犬が飛び出せないようにしております。
換気扇もついております。
実際に使われる場面を想定しながら、
「本当に必要なものは何か」
「現場で無理なく運用できるか」
そうした視点を重ねてきました。
完成したときの見た目よりも、使われる場面で、きちんと役に立つこと。
その考えを大切にしています。
このペット避難車両は、特別なことをするための車両ではありません。
災害という非常時の中で、少しでも安心できる場所を用意すること。
その役割を、確実に果たせる存在であること。
必要なときに、必要な場所で、きちんと機能する。
そんな車両であればと考えています。
現在も細かな調整や確認を重ねながら、
完成に向けて製作を進めています。
実際に使われる日が来ないことが一番ですが、
万が一のときに備え、できる準備を、できる形で続けていきます。
ペットも大切な家族。
その考えを、特別な言葉にせず
静かに形にしていく。
ペット避難車両「PET SHELTER」は、
その一つの取り組みです。